五十肩
肩の痛みと関節拘縮をきたす疾患を五十肩と言いますが、現代においてこの呼び名はもう当てはまらない様です。そのうち五十肩と呼ばなくなるでしょう。
凍結肩(五十肩)は現代医学では、関節を構成する諸組織の加齢的変性変化をバックグランドとし、小外傷による組織損傷、または肩峰下滑液包炎、上腕二頭筋腱鞘炎などの炎症を引き金として発症し、疼痛→安静→運動制限→疼痛と悪循環のために次第に拘縮が強くなると考えられています。
林整骨院では、組織の変位現象の集大成であると考えます。小外傷により→変位現象、上腕二頭筋腱鞘炎は→変位現象、肩峰下滑液包炎は→変位現象、加齢的変性変化も→変位現象と考えられます。
症状としては運動痛、夜間痛、運動制限(整髪、結髪動作などが困難)などが特徴的です。
診断
強い外傷理由があるものは、骨折を疑いレントゲンを撮ってもらう場合いがあります。五十肩は特徴的なので、診断はすぐにつきます。
治療
関節固着のまわりの変位現象を、治しながら除々に固着を取っていきます。
注意
五十肩と診断されても、関節固着がないものは、早期の治療をお勧めします。一旦固着を起こしますと、治癒させるのに時間が必要になります。
林 整骨院は 立川駅南口 徒歩3分です。042-523-0076